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紙媒体とネットを連携させよう
2017/08/07
category: 広告
今回は、
「紙媒体とネットの連携」
について、お話しさせていただきます。
◆紙媒体は古い手法?
紙媒体の反応率が下がっている、というお話はよく聞くと思います。
「マス媒体」と呼ばれる新聞や雑誌が代表的ですが、
家に届けられるチラシやダイレクトメール(DM)の反応率も、
一昔前に比べてかなり落ちているそうです。
何千枚配って何人の人が来てくれるか、という話ですね。
特に店舗でサービスをされている場合など、
実際にビジネスの中でこれらの紙媒体を利用して、
集客を行われている方も多いと思います。
実際、反応率が下がっているという実感がある方も多いかもしれません。
その一つの大きな要因として、
ネットの普及があるというのもよく言われます。
ネットを利用すれば、自分の求めている情報を見つけられ、
チラシを見るより効率的になっています。
また、新聞を読む人が減っていて、
定期購読も減っているので、
折込チラシが見られなくなっていたり、
郵便を利用することも減っているので、
ポストでDMを見ようとすることもない、
届いていても興味のないものばかり、ということになっていたり、
消費者の側としても実感のあることではないでしょうか。
ただ、色々ネガティブなことが言われていますが、
これらの手法はなくなりはしていません。
さらには、最近紙媒体を利用して、
より効果を上げるという手法も、
色々なビジネスで活用されています。
◆紙媒体は印象に残る
ある調査の結果、
印刷広告のほうが、デジタルよりも、
脳に「より深い痕跡」を残すことがわかっているそうです。
紙媒体の広告の記憶のほうがより鮮明で、
さらに感情を伴って残る。
紙媒体は感情に訴える、ということですね。
だから、チラシやDMといった紙媒体の手法は、
今までもこれからも残り続ける、ということが言えるでしょう。
ただ、皆様も実感があると思いますが、
興味を惹かれない、自分にとってどうでもいいものは、
やはり見られることもなく捨てられてしまいます。
そこでポイントなのが、
なるべく興味を持ってもらえる人に届けるという「ターゲティング」と、
その人に合わせた「パーソナライズ化」です。
その点を踏まえて、最近よく効果的といわれるのが、
その人に向けた「手紙」のようにして、
広告を届けるという手法です。
なるべく、ある特定の「人」に向けて書いているような書き方で、
印象に残るストーリーを伝える内容を、
(あえて)長くなってもしっかり書いていきます。
特に効果を得られやすいのは、リピーターにつなげるための、
何かしら既に接触できていたり、既にお客様になっていただいた方に向けた、
「お礼の手紙」の手法です。
皆様も、どこかしらで見かけることが増えているのではないでしょうか?
一度お送りするきっかけがつくれれば、
リピーターになっていただくのはもちろん、
新規のお客様獲得にも使っていける手法といえます。
◆紙媒体とネットの連携が重要!
ただ、
ネット(デジタル媒体)が紙媒体よりも訴求力が劣ってしまうのは、
ある程度仕方ないですが、
現在ではホームページなどがないというのは
信頼感や印象を大きく下げてしまうことになってしまうので、
紙とは別に、ネットを活用するのは必須といえるでしょう。
技術の進歩も目覚しいので、
ネットの強みである動画、音声、インタラクティブ機能や、
正確なターゲティングを加えれば、効果はグンと高まります。
やはりここで一番重要なのは、
紙媒体やネットをどのように使い分けるか、
ミックスして使っていくかということです。
◆やってみましょう!
紙媒体での集客手法を利用されている場合、もしくは利用を検討されている場合、
チラシやDM等と、ネットを、
全体でどう連携させていくか考えてみてください。
ネットというのはホームページに限らず、
ソーシャルメディア等情報発信していくもの全部が入ってきます。
このときに、それぞればらばらに考えるのではなく
ブランド構築のお話の際にも出させていただきましたが、
「一貫性」をしっかり持たせる必要がありますね。
チラシやDM等と、ホームページやソーシャルメディアで、
言っていることがいつも同じであるように、受ける印象が一定であるように、
つくっていくようにしてください。