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印象に残るブランドとは?
2017/07/31
category: その他
今回は、
「ブランドイメージを印象に残す」
やり方について、お話しさせていただきます。
◆印象に残るブランドとは?
印象に残るブランドというのは、どういうものでしょうか?
皆さんも良く覚えているブランドというのがあると思いますが、
どうして印象に残っているか、考えてみてください。
高級感、お洒落、ハイセンス、
リーズナブルで手ごろ、親しみやすい、
ポップな感じ、シック、
などなど、ブランドのイメージというのも色々あると思います。
共通しているのは、どんなブランドなのかが明確で、
そのブランドに接したときに、必ずそのイメージを、
一貫して感じられるということではないでしょうか。
ブランド構築のポイントとして、
多くの「感覚」に訴えるブランドは、
1つか2つの感覚にしか訴えないブランドよりも成功するそうです。
例えばそのブランドの「ブランドカラー」というのは
大企業の有名ブランドに限らず、一般的によく利用されています。
ロゴ等でメインカラーとして使われますね。
しかし、多くの感覚に訴えるということは、
ロゴ等の「色」だけに限らない、つまり視覚だけに訴えるのではなく、
一貫した「イメージ」を、ブランド要素として伝えるということです。
◆五感を刺激していく方法
多くの「感覚」に訴えるということは、
「五感に訴えよう」ということです。
五感に訴えてブランドを覚えてもらうためには、ともかく一貫性です。
視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚、
いつでもどこでも、毎回同じように感じさせるようにしていくことが必要です。
五感を刺激するというのも、
Webサイト等、インターネットを通じたコミュニケーションでは、
もちろん限界があります。
最近ではいろいろな技術が進んで、
ネット上での表現効果が高まったことによって
視覚効果はかなり幅が広がりました。
スマートフォンやタブレット等、
デバイスの多様化も大きなポイントです。
また動画を利用するのも一般的になり、
音楽等も含めて聴覚効果も大幅に広がっています。
しかしさすがに現状では、
味覚、嗅覚、触覚を刺激するようなことは、
インターネットの媒体ではできていません。
一時期どこかの企業で、
PCから、イメージに合う匂いを発せさせる、
みたいな事をしようとしているといった話も聞きましたが・・・
やはり味覚、嗅覚、触覚については、
実際に店舗に来てもらったり、何かしらサンプルのようなものを届ける、
といった手法が必要になってきます。
こういったインターネットで完結しない、
一歩進んだアクションに進むハードルをなるべく低くし、
ブランドに接してもらえるように工夫していくことが重要です。
◆やってみましょう!
1.まずは、自社で展開している商品・サービスのブランドの、
「ブランドイメージ」を固めていく作業を行いましょう。
商品名・サービス名を聞いたら、
「こういうものだ」というイメージを、
ユーザーに持ってもらえるようにする明確なイメージです。
2.そのブランドイメージを、
視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚
でそれぞれ感じるとき、どういう感じ方をしてもらいたいか、
一貫したイメージを固めていきましょう。
3.そのイメージを、
Webサイト等での展開やチラシ、DMなどの販促、店舗のイメージ等に、
ぶれないように一貫して展開していきましょう。
どこでそのブランドに接しても、
同じイメージを感じてもらえるように、
細かいところまで徹底していくことが重要です。