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(リスティング広告)広告文のつくり方

2014/02/14

category: 広告

以前に広告グループの分け方で書いたように、広告グループはリンク先URLごとに作成するので、そこに入る広告文もリンク先URLごとに考えて作ることになります。

リンク先URLに載っている内容を端的に、魅力的に表現した広告文にするのが基本となります。自社のTOPページなら会社のこと、商品やサービスのページだったらそれぞれの商品・サービスの紹介をする広告文です。


リスティング広告の広告文づくりの原則は、「キーワードを広告文に含める」ことです。一つの広告グループに一つのキーワードだけのときはそのキーワードを入れて作ればOK。複数のキーワードが入っている場合には、Yahoo!、Google各社用意している「キーワード挿入機能」などを利用すると、便利に個別のキーワードを入れた広告文を表示してくれます。

これらは基本となりますので、ぜひキーワードを含める方法として利用してください。

Yahoo!キーワードの自動挿入機能

Google キーワードの挿入機能


リスティング広告でユーザーの画面に掲載されるのは広告文ですが、リスティング広告の場合これらは全て同じ書式です。入札額等で順位が変わることはありますが、ユーザーにクリックしてもらうためには、リスト化されて並んでいる他の広告よりも魅力的である必要があります。

リスティング広告の広告文を考える際に最も重要なのは、「広告文は常に比較されている」ということを意識することです。

他社の広告よりも魅力的にするには、自社のセールスポイントを打ち出せていないといけません。しかし、自分たちでセールスポイントだと思っていることが、ユーザーにとっては魅力的でない場合もあります。そうなるとクリックされませんし、されたとしてもコンバージョンに結びつきません。

自社の良い部分、悪い部分をしっかり理解し、「価格が安い」「品質が高い」「サポートが充実」などセールスポイントとなることをユーザー目線で見極めることが重要です。

競合他社のサイトもたくさん見て、自社との違いを比較・分析しましょう。その中で、どういうポイントでユーザーに比較されているのか見定めていく必要があります。

たとえば価格なのか、品質なのか、品ぞろえなのか、サポート体制なのか、アフターフォローなのか。商品・サービスによってポイントは大きく違ってきます。その中で自社がどこに強みがあるのかを見極めましょう。

また、どのポイントで見ても他社と比較して勝てない構図になってしまうこともあります。その場合は商品・サービスそのものではないポイント(「納期が早い」、「スタッフの人柄がいい」「契約期間が短い」等)を設定し、自社の強みを作ればOKです。


「勝てるポイント」を見出したら、どれだけ具体的に表現できるかが重要です。なるべくユーザーに伝わりやすいように、数値やわかりやすい比較表現を入れていきましょう。


ただ、広告文を工夫してクリック率を高められたとしても、それがコンバージョンに必ずつながるとは限りません。ターゲットをより絞り込んで表現したほうが、クリックされる率は下がってもコンバージョンにはつながりやすいということもあります。どちらがいいかは一概には言えません。

また広告文は同業他社の広告文がいいか悪いかにも影響されますので、トライアンドエラーを繰り返して最適なものを見つけていくことが欠かせません。

category: 広告

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