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SEO対策する「キーワード」の選び方 ~Bigキーワード、Middleキーワード、Smallキーワード~

2013/06/20

category: SEO

SEO(=検索エンジン最適化)対策は、ホームページを作成して、集客をしていく際には、ほぼ必須の対策となっています。
しかし、自社のホームページでSEO対策をするにあたり、「何というキーワードを選んで対策をすればいいのか?」
その考え方が難しい場合がありますので、その一つのポイントとなる「Bigキーワード」「Middleキーワード」「Smallキーワード」について、考えてみましょう。
※ここでお話しする「キーワード」には、1語のみの単体キーワードや、複数のキーワードを掛け合わせる複合キーワードを含みます。

このキーワードの選び方は、SEO対策とリスティング広告で集客するときには、共通な点が多くなっていますので、リスティング広告にも当てはめて考えてみてください。

検索エンジンで、ユーザーは興味のあるキーワードを入力して検索するわけですが、そのキーワードが検索される回数を調べるツールがあります。
検索される回数が多ければ多いほど、そのキーワードに対する人々のニーズ、興味関心が強いということになります。

Google キーワードツール
Googleが提供しているGoogle AdWordsのキーワードツールです。
キーワードごとに検索をされている月間の回数を、過去の平均的な回数からボリュームとして表示してくれます。
この検索月間検索回数はGoogleのみになっています。
シェアを上げているとはいえ、GoogleのみではなくYahoo!の検索回数も知りたい、ということであれば、数字に1.25倍をかけて、大体のYahoo!の検索回数としてください。

aramakijake.jp
こちらのツールでは、Yahoo!とGoogleどちらの月刊検索数も表示されます。
また、各順位ごとの想定のクリック率を掛け合わせて、実際に表示されたときにどのくらいの人がクリックしてサイトにアクセスしてくれるか、「流入数予測」も見ることができます。

Yahoo! キーワードアドバイスツール
こちらはYahoo!のリスティング広告を利用している場合のみ利用可能なツールですが、Yahoo!での月間検索回数の予想値を見ることができます。

※どのツールも、各表示データは予測値であり、結果を保証するものではありませんのでご注意ください。

■Bigキーワードとは

明確に回数で決まっているわけではありませんが、月間検索回数1万回を超えるような、たくさんの人に検索されるニーズが強いと考えられるキーワードを「Bigキーワード」といいます。

例 エステ、整体、行政書士、塾、予備校・・・

これらのキーワードは、検索する人が多いので、上位に表示されれば集客力は非常に高くなります。
しかし、競合他社が多い=対策するサイトの数も多いので、上位に表示されるようにしていくのは、様々なSEO対策をしていく必要があり、至難の業になってしまっています・・・

また、キーワードの意味が絞り込まれていないので、色々な意味合いで検索されることになります。

エステ →どんな施術を受けたくて検索してきているのかわからない。脱毛?痩身?美肌?
整体 →どんな症状を解決したくて検索してきているのかわからない。肩こり?腰痛?膝痛?
行政書士 →どんな用件で行政書士を捜しているのかわからない。会社登記?許可取得?離婚相談?
などなど

また、店舗で提供するサービスなど、提供する地域が決まっている場合には、Bigキーワードではどの地域で探しているのかがわかりません。

もし苦労してSEO対策を行って、Bigキーワードでの検索順位を上げることができても、自社が提供するサービスに対して、ニーズが違う人がホームページを見に来てしまう可能性も出てしまいます。
そうすると、成果につながらずに費用対効果が悪くなってしまうこともありえます。

■Middleキーワード、Smallキーワードとは

こちらも明確に検索回数で決まっているわけではありませんが、月間検索回数が1万回を下回るような、意味が絞り込まれたキーワードを「Middleキーワード」「Smallキーワード」といいます。


エステ 脱毛、エステ 痩身
整体 肩こり、整体 腰痛
行政書士 登記、行政書士 離婚相談
などなど

Bigキーワードに比べて検索する人が少ないので、上位表示されても集客力は低くなります。
また、あまりに検索される回数が少ないキーワードでは、そもそもそのキーワードに対するニーズが少なすぎる、ということにもなります。
しかし、絞り込まれている分、競合他社が少ない=対策するサイトの数も少なくなるので、上位表示させる難易度も低くなります。

また、キーワードが複数掛け合わされて、意味が絞り込まれています。
ニーズが合っているので、見込み客になりやすい人が来てくれる可能性が高まります。
そうすると、見てくれる数は少なくても、成果につながりやすくなることで、費用対効果が高くなることもあるのです。

地名を掛け合わせた以下のようなキーワードも、「Middleキーワード」「Smallキーワード」ということになります。
どの地域でそのサービスを捜しているのかが明確にわかりますので、これらのキーワードで上位表示されることも、見込み客になりやすい人を集めるのに効果的ということになります。


エステ 新宿、整体 練馬、行政書士 埼玉

SEO対策を行うサイトが増えたことで、狙ったキーワードで上位に表示させることはだんだんと難しくなってきています。
なるべく自社のサービスに合った、成果につながりやすいキーワードに絞り込んで、SEO対策を行っていくよう心がけましょう。

category: SEO

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