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GoogleAnalyticsを活用しよう①
2013/08/30
category: その他
All in one HPでは、作成したホームページへのアクセス数等をお客様ご自身が把握するためのオプションとして、「GoogleAnalytics」の設置を行わせていただけます。
GoogleAnalyticsとは、Googleが提供する「アクセス解析ツール」で、ホームページへのアクセス数やユーザー数はもちろん、その他にも様々なデータを見ることができます。
非常に多機能なので、完全に使いこなすには時間がかかりますが、まずは今回は最初に見るべき基本のポイントから、今後も重要なポイントをご紹介してまいります。
■GoogleAnalyticsの管理画面
ログインをすると以下のようなページに入ります。
右上の期間を調整して、見たい期間を表示してください。
1.訪問数(セッション数)
そのサイトに、ユーザーがアクセスした合計の回数です。そのサイトにどこかのページから入って、どこかのページから出ていくまでを「1訪問(1セッション)」と言っています。
100人のユーザーが1回ずつアクセスしていたら100訪問、2回ずつアクセスしていたら200訪問ということになります。
この数が多いほど、そのサイトが見られている回数が多いということですので、基本的にはこの数字が大きくなるほど、そのサイトは有用に使えているということになります。
2.ユーザー数(ユニークユーザー数)
そのサイトに、アクセスしたユーザーの数です。同じユーザーが複数回サイトにアクセスしていた場合、GoogleAnalyticsではCookie等を利用して判別して、1ユーザーとしてカウントしています。
この計測方法では、同じPCで違うブラウザで見たり、または違うPCやスマホで見たりした場合には、それぞれ違うユーザーがアクセスしたものとみなしますので、正確には「ユニークブラウザ数」ということになります。
ユーザーが何回のサイトへのアクセスをしたかが訪問数ですので、ユーザー数≦訪問数 という式が必ず成り立ちます。
ユーザー数も訪問数と同様に、基本的にはこの数字が大きくなるほど、そのサイトは有用に使えているということになります。
3.ページビュー数(PV数)
そのサイト内のページが、何回表示されたかという数字です。
ユーザーが訪問してきて、何ページを見ているかという合計の数字ですので、訪問数≦ページビュー数 という式が必ず成り立ちます。
この数字も、大きいほど読まれているページの数が多いということになり、ユーザーが求めているコンテンツを提供できているということになります。
4.訪問別ページビュー
1回の訪問あたり何ページ見られているか、という平均値です。PV数/訪問数 ということになります。
この数字も大きいほど、ユーザーのためになるコンテンツを提供できているということになります。
5.訪問時の平均滞在時間
1回の訪問あたりどのくらいの時間見られているか、という平均値です。
長いほど、ユーザーによく読み込まれているということになりますので、情報提供のためにコラムなどを掲載していて読み込んでもらうことが重要な場合、この数字は注目すべきポイントになります。
6.直帰率
訪問数のうち、アクセスした最初の1ページ目だけで他のサイトへ出ていってしまった訪問数の割合です。
多くのサイトの場合、ユーザーに読んでもらうための複数のページを用意していますので、この数値が大きいほど、あまり読んでもらえていないということになり、サイトとしては望ましくない状況ということになります。
7.新規訪問の割合
訪問数のうち、過去にそのサイトにアクセスしたことのない訪問の割合です。
この新規訪問かどうかについても、GoogleAnalyticsはCookieを使って判断しており、その有効期限は2年となっています。
新規顧客を増やしていくためのサイトであればこの割合が高い方が、繰り返しサイトを見に来てもらうことが必要なサイトであればこの割合が低い方がいいということになります。
まずは上記の指標を見ることから始めてみましょう。