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TOPページ、出口、導線を考えよう

2013/09/27

category: ホームページ制作

Webサイトを利用して何らかの成果(問い合わせやお申込み、商品購入)をあげられるように運営を考えるときには、

・外部からのアクセス

・成果に至るWebサイト内の流れ

を最適なものにしていく必要があります。

成果を生むWebサイトの理想形を考える上では、この「アクセス」と「サイト内の流れ」は関連をしっかり持たせることが必要です。なぜなら、アクセスするユーザーによって最適なWebサイトは異なるからです。

特に明確な目的を持ってWebサイトに訪れる、検索エンジンを利用してアクセスするユーザーのことを考えてみましょう。


例えば「iPad+通販」で検索した見込み客がサイトを訪問したとき、どのようなサイトであれば最も高い成果が出るでしょうか。

・iPadを扱っていることがわかる

・在庫、納期がわかる

・購入手続きがわかりやすくなっている

・信頼できるサイトだとわかる

という要素が、Webサイトには必要になります。

この見込み客は、既にiPadを知っていて買うつもりなので、その機能や魅力を訴求するコンテンツはなくても問題ありません。(もちろん、信頼性の面から必要な情報は掲載すべきです。)


それでは同じサイトに対して、「タブレット+通販」で検索したユーザーが訪問したときはどうでしょうか。

・タブレットPCを販売していることがわかる

・iPadの機能や魅力を伝えている

・購入手続きがわかりやすくなっている

・信頼できるサイトだとわかる

というように、上記とは違い、ユーザーのほしい商品はまだ明確になっていませんので、購入に至ってもらうため、タブレットの中でもiPadの魅力を訴求する必要があるのです。そうなると、商品情報や利用シーンの具体的なイメージ、利用者の声のようなコンテンツを充実させる必要があるでしょう。


ユーザーにどのようなコンテンツを提供するかが決まったら、Webサイトから成果に至ってもらうために、「TOPページ」「出口=成果ポイント」「導線」で以下のようなポイントを考えましょう。

●TOPページ

TOPページは多くのユーザーにとってそのサイトの入り口になり、全体の内容を知るためのページになります。

TOPページの内容を考える際には、以下の要件を満たすようにしましょう。

・サイトのテーマがわかる

サイトのメインテーマが一瞬で直感的に理解できる。

・どこをクリックすべきかがわかる

ユーザーが欲しい情報、コンテンツがどこにあるかが一目でわかる。

・サイトの全体の内容がわかる

サイトの扱っている情報、扱っていない情報の把握ができる。


●出口=成果ポイント

出口とは問い合わせやお申込みなど、そのサイトのゴールである成果ポイントのページのことです。出口は最も確度の高い見込み客が必ず通るページなので、以下の要件を満たすようにしましょう。

・出口を明示する

そのサイトにはどのような出口があり、どのように行けるのかが一目でわかるようにする。

・歓迎感を出す

サイトの運営者は、ユーザーが出口に到達するのを待っている、という雰囲気を出し、ユーザーが躊躇せずに進めるようにする。

・ハードルを下げる

出口に達するまでにユーザーが悩まずに済むように、問い合わせフォームなどでは入力項目が多くて面倒だったり心配になってしまわないようにする。


●導線

導線(ユーザーの誘導ルート)を考えるときに重要なのは、「見せるべきコンテンツを見せ、見せるべきでないコンテンツは見せない」ということです。

検索エンジンから来ている場合にはユーザーは既に何らかの動機・興味を持ってサイトに訪れています。その気持ちがホットなうちに購入してもらいたいわけですが、その興味と違う情報を与えてしまうと、気持ちは薄まってしまいます。

そのため、考え方としては「いかに適切なページだけを見せて、気持ちがホットなうちに成果に到達してもらうか」ということになります。

そのためには以下のような点が重要です。

・入り口から出口が見える

最初のアクションボタンから出口までの遷移を明確にする。

・出口周辺で他の情報に興味を持たせない。

確実にアクションさせたいボタンの周りは情報を少なくする。


TOPページ、出口、導線を考えて、成果につながりやすいサイトを作っていきましょう!


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