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GoogleAnalytics活用② データをどのように活用するか考えよう
2015/05/07
category: その他
アクセス解析ツールの「GoogleAnalytics」では様々な情報を取得することが出来ますが、そのデータをどのように活用していくのか、ということが最も重要です。
インターネットではユーザーによる行動がすべて「ログ」として記録されます。
アクションを起こした年月日、時刻、アクセス場所、アクセス環境、アクセス経路などなど。。。
これらのデータはあくまでデータ=素材で、様々な角度から分析に利用することが求められます。
例えば
「金曜日の夕方に、これから飲みに行く店を探して、30代の男性サラリーマンが会社からスマホで、検索エンジンを利用してアクセスしてくるのが多いはず!」
というように、ユーザーの年齢層や性別、またその人がなぜサイトに訪れているのかといった理由などを想定し、仮説を立ててみましょう。
仮説に合わせてサイトをつくってきていたのに対して、ユーザーの行動が違っているようであれば、対策を行ってよりユーザーのニーズにマッチした状態に改善していくことが重要です。
●アクセス解析の前に
・自分のサイトの目的を見失わないように
アクセス解析を行うと、サイト運営者の予想とは大きく違う結果が出ることもあり、「ユーザーがこのように動くならサイトの内容も大きく変えなければいけないか・・・?」といった不安になり、サイト本来の目的を見失ってしまう場合もあります。
そうならないようにするために、
「何のためのサイトか?」
「対象となるユーザー(読者)は誰か?」
「ユーザーに何をしてほしいのか?」
といったことを明確に確認しておくことが必要です。
・ユーザーのアクションを予測
ユーザーのアクションをあらかじめ予測しておくと、アクセス解析の結果と予測を比較して仮説を立てたり、対策を練ったりしやすくなります。
例えば
サイトを表示→直帰してしまっている ・・・サイトのイメージが違った? 間違えた? 必要な情報がなかった?
商品ページを閲覧→すぐ離脱してしまっている ・・・商品購入条件が合わない? 商品のイメージが違った? 他のサイトを探す? 一旦検討?
商品を比較・検討→離脱してしまっている ・・・条件が合わない? 一旦検討?
というように、商品購入(サービス利用)までの流れを想定しておき、実際にどこが多いのか見てみることで、改善を行っていきやすくなります。
その為には、サイトの構成をしっかり把握しておくことも重要です。
サイトの方向性がずれないように、しっかりと考え方を統一して情報を見ていくようにしましょう。