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ちゃんと商品・サービスの「結果」を伝えましょう
2016/10/17
category: その他
今回のテーマは、
ベネフィットをもたらす、商品・サービスの「結果」
の部分についてお話しさせていただきます。
◆キャッチコピーだけでは信用されていない!
キャッチコピーの回で、
「ベネフィット」の話をさせていただきました。
「3秒以内に、ユーザーの心をつかむ」ために、
キャッチコピーでベネフィット=「お客様が商品・サービスから得られるメリット」を伝えて、
興味を持ってもらうということです。
しかしユーザーは、ベネフィットに興味を持っただけでは、
Webサイトを読み進めてくれるとは限りません。
キャッチコピーの時点で少し興味を惹かれても、
それを完全に信用しているわけではないです。
少しでも違うな、と感じたらすぐにサイトから離脱してしまいます。
自分でWebサイトを見ていてもそうですよね。
「このキャッチコピーで言っていること、興味はあるけど本当かな・・・」
「確かにそりゃそうなれたらいいけど、信用できないよなぁ」
という疑いの気持ちを持っています。
そう思っているのに対して、答えとなる「結果」を用意しましょう。
◆「ベネフィット」をなぜ提供できるのか、を伝える「結果」部分
どういうことかと言うと、
キャッチコピーでベネフィットを伝えて、最初の興味を持ってもらった後に、
・ユーザーがなぜそのベネフィットを得られるのか
・(自社が商品・サービスによって)なぜそのベネフィットを提供できるのか
を理解してもらいましょう、ということです。
そのために入れていくべきものが、提供している商品・サービスで、
「どんな結果・効果・効能を得られるのか」
といった、確実な「結果」の部分です。
結果とベネフィットを比較すると、
「結果」→商品・サービスを利用するとどうなるか
「ベネフィット」→その結果から、どんなメリット・影響・変化を得られるか
という違いです。
「ベネフィット」は、商品・サービス利用の「結果」の奥にあります。
商品・サービスで得られる「結果」を、
「だから何なの?」という問いによって掘り下げ、
どんなメリットになるのかを表現したものです。
なので「結果」は「ベネフィット」を考える際に、
既に出てきています。
【商品・サービス】商品・サービスの機能や特徴
↓
【結果】つまりこの商品・サービスを使うとどうなるか
↓
だから何なの?
↓
【ベネフィット】こんなメリットがあります
という落とし込まれ方ですね。
例えば以下のような業種であれば、
こんな落とし込んでいき方になります。
○整骨院
【商品・サービス】バキバキ鳴らさない施術
↓
【結果】痛みなく、肩こりがとれます
↓
だから何なの?
↓
【ベネフィット】安心して、快適な生活を手に入れられます。
○エステ
【商品・サービス】最新技術を取り入れた痩身コース
↓
【結果】無理なくしっかり痩せられます
↓
だから何なの?
↓
【ベネフィット】お洒落な服が着られて、彼氏もゲット!
○行政書士
【商品・サービス】●●書類作成一括おまかせパック
↓
【結果】多岐にわたる書類作成を一括で任せられます
↓
だから何なの?
↓
【ベネフィット】時間を削減し、本業を伸ばすための時間をもっと確保できます
サイトでは、上から順に
キャッチコピー
↓
結果
というように掲載していきます。
先にキャッチコピーで表現したベネフィットを、
もたらしてくれるのはどんな結果(効果・効能)なのか、
掲載していくということです。
具体的に「結果」をどう載せるのかですが、
・イメージを伝える写真や画像、
・わかりやすく説明する文章
できればどちらも掲載するのがいいでしょう。
この「結果」をメイン画像で表現するのもアリです。
◆やってみましょう!
ベネフィットの落とし込みにさかのぼる部分もありますが、
今回は「結果」のところを明確にしていきましょう。
①自社の商品・サービスを書き出してください。
②その商品・サービスによって、どんな「結果」を提供できるのか書き出してください。
ユーザーはその商品・サービスを利用することによって、
どんな結果・効果・効能を得ることができるのか、
わかりやすく整理しましょう。
③その結果から、「だから何なの?」と質問して掘り下げてみましょう。
これが「ベネフィット」になります。
④キャッチコピーにちゃんと「ベネフィット」を入れているかを確認してください。
⑤②で整理した「結果」を、わかりやすく掲載しましょう。
ベネフィットの後に、コンテンツかメイン画像の中で、
「結果」をユーザーに理解してもらいやすいように、
画像や文字で掲載しているか確認してください。
掲載していなければ、入れていきましょう。
私たち自身が情報収集するときがそうであるように、
とにかくユーザーはあっさりとページから離脱してしまいます。
ユーザーの興味を極力離れさせないようにして、
最終的なゴール(サイト運営者としては、得たい成果)に導いていくわけですが、
そんな中で、一人でも多くのユーザーに読み進んでもらえるように、
今回の「結果」の箇所も、理解してもらいやすいよう、わかりやすく載せていきましょう。