ブログ
第一印象はずっと残る
2017/05/08
category: その他
今回は、
Webサイトの「印象」がどれだけ重要か、
について、お話させていただきます。
◆「印象」の判断は一瞬
最近「人は見た目が100パーセント」というドラマが放送されています。
また、少し前ですが「人は見た目が9割」という本もありましたね。
人生すべてが見た目で決まるとは言い切れないと思いますが、
やはり、まず第一印象が悪ければ、
人はその後評価を上げていくのが大変ですよね。
その点、Webサイトでも同じようなことが言えます。
よく言われる、サイトを見続けるかどうか判断するのには、
「3秒」とか「8秒」と言われます。
これは画像やキャッチコピーを「見て」「読んで」決めているということです。
これに対して、ある実験でWebサイトの画像の魅力度を判断する、
つまりそのサイトの「印象」を判断するのにかかった時間は、
たったの【20分の1秒】だったそうです。
第一印象の判断は20分の1秒=0.05秒!
それだけ一瞬で印象は決まっているんですね。
◆第一印象はずっと引きずる
そしてもう一つ、私達人間の心は、
「いったんある意見を形成すると、それに合致する情報を
疑いもせずに受け入れ、相反する情報は否定する。」
という傾向があるそうです。
Webサイトで言えば、最初の0.05秒で持った印象が、
そのままずっとユーザーの意識に影響を及ぼし続けるらしい、
ということです。
おそらくこれはTOPページだけでなく、
サイト内の別のページを見る間ずっと影響があるということになります。
最初の一瞬で与える第一印象、ものすごく重要ですね。
◆Webサイトの第一印象が良いというのはどういうこと?
人の第一印象では、顔が整っているかどうかや、スタイルがいいかどうか、
といったもともと持っている要素だけでなく、
清潔感や所作・動作、礼儀なども含めた全体が印象に残ります。
Webサイトにおいては、どういったところが第一印象になるでしょうか。
まず最初に写るファーストビューだけでも、様々な要素があります。
・メインビジュアルの写真、キャッチコピー
・背景色やナビゲーションボタンなど全体のデザイン(特に色)
・ボタンや画像の並び
これらの要素で、どんな印象を持ってもらいたいか、
考えて載せていく必要があります。
ただ、先の調査では、
「デザインがこうであれば、評価がよくなる」
という、絶対的な要因は特定できなかったそうです。
これもやはり、いろいろ仮説を立ててテストして、
結果を出していくしかないようですね。
◆やってみましょう!
Webサイトでどんな第一印象を与えたいか、考えてみましょう。
明るい印象、高級感、信頼感のある印象などなど・・・
それを各箇所に反映していきましょう。
・明るい印象の例
メインビジュアルに明るい写真、青空の写真を使用。
背景色を白か、薄い明るい色に。ボタン等も暖色系の色を。
・高級感の例
メインビジュアル、サイトの背景色に黒系を使用。
ボタンにはゴールドやシルバー形の色を使用。
配置も整然と並べる。
・信頼感の例
メインビジュアルにはビシッとしたビジネスマンの写真を使用。
背景色は白を使い、清潔感のある配色を。
ボタン等では落ち着いた淡色形の色を使用。
各箇所いろいろと試して、
自社の印象をどのように見せていくか、
工夫していきましょう!