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サイトはシンプルに見せる

2017/06/19

category: ホームページ制作

今回は、
「サイトのシンプルさの重要度」
について、お話しさせていただきます。

◆PCとスマホの情報量の差

皆さんも実感があると思いますが、
インターネットを利用する際に利用する端末として、
PCよりもスマホの方が多くなっています。

調査にもよりますが、
スマホが全体の6割~7割を超えているという調査結果も。

これは業種やサービスによっても違いはあり、
どのホームページでも必ずPCよりスマホでのアクセスのほうが多い、
ということではないのですが、

よく言われるのは、
ビジネスのための情報収集はスマホよりPCのほうが行われやすい、
ということです。

例えば仕事中にオフィスでじっくり情報を探したり、
資料作成等でも使いやすいということもあり、
PCのほうが利用しやすいということのようです。

どうしてもスマホだと画面が小さく、
見やすくするために掲載するコンテンツも絞るので、
情報量がPCにはかなわない、という事情がありますね。

また、スマホの普及率が近年爆発的に上がったとはいえ、
やはり若い人ほど普及率は高く、
年齢が上がるほど普及率は下がります。

ただ、お年寄り向けのスマホが出たり、
ネット利用が当たり前になっている世代が年齢が上がっていくので、
高齢者も含めてネット利用率が下がることはまずないでしょう。

◆邪魔な情報があると記憶されない

そういった状況で、特に気をつけたいこととして、
「年配者に判りやすい表示をする」
という大きなポイントがあります。

年老いた脳は、
「無関係な情報を抑制する能力が著しく劣る」
そうです。

つまり、何かで情報を得ていて、そこに邪魔が入った場合、
記憶する作業をやめて、そちらのほうを処理してしまい、
記憶が保存されない、ということが起こってしまうそうです。

なので、年配の方に向けてで考えると、
「Webサイトや広告はシンプルに」
というのが非常に重要になります。

しかしこれは、
年配の方対象のサービスやビジネスだけの話でもなくなってきています。

近年ではネット上にとにかく情報量が増えすぎてしまっていて、
そのあふれる情報を人間は日々浴びていて、
人間が処理できる情報量をとっくに上回ってしまっているそうです。

なので若い人でも、
複雑なものだと、ちゃんと興味を持って読んだりしない限りは、
脳が記憶に保存せずに流してしまっているようです。

年配の方の脳でも、若い脳でも、記憶にとどめてもらうために、
なるべくシンプルに発信しないといけない、
という状況になってきているということですね。

なので、必要な情報はもちろん載せないといけないのですが、
PCにしてもスマホにしても、
情報はなるべくシンプルに載せましょう。

特にTOPページでは、シンプルにわかりやすく、
直感的に「読もう」と思うような配置やデザインを考慮していきましょう。

さらに詳しく知りたいと思ってくれた人にも、
情報はしっかり提供する必要があるので、
階層下のページで情報量を増やしていく、というようにしましょう。

◆やってみましょう!

自社のホームページのTOPページを見てみて、
シンプルにできるところはないか、文章を長く書きすぎてるな、
というところはないか確認しましょう。

そのような箇所があったら、
シンプルにまとめたり、箇条書きを使ったり、
イメージできる画像を作ったりしてみましょう。

見に来てくれる人に、
なるべくやさしく、記憶にとどめてもらえるような
ホームページにしていきましょう。


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