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商品・サービスの陳列の影響

2017/08/21

category: ホームページ制作

今回は、
「商品・サービスの陳列」
について、お話しさせていただきます。

◆商品陳列の工夫

例えばコンビニやスーパー、デパート等に買い物に行ったときに、
商品の並べ方に工夫があるな、と感じることがあるかと思います。

店舗で商品の購買率を高める陳列方法というのは、
法則として確立されているものがいくつもあり、
いろいろなところで紹介されています。

買い物をしにいく消費者として行っても、
売る側に立ってみても、
商品陳列が大変重要というのは、よくわかりますよね。

当社も店舗を設けて商品・サービスを提供しているわけではありませんが、
Webサイトや、営業する際の資料等で、
お客様に魅力を伝えられるように、いろいろ工夫をします。

その際に考えなければいけない、
相手に「魅力を伝える」ということは、
商品の陳列とも共通してくるところが多々ありますね。

Webサイトや営業資料でも、
並べ方として有効な工夫のポイントというのがあります。

◆不快な陳列というのもある

人間の脳は、あるものに対して
「良いと思う」反応と「嫌だと思う」反応が、
違う反応として明確に出ます。

店の陳列等でも、不快感を抱かせる=「嫌だと思う」商品が、
消費者のほかの商品に対する意識を汚してしまうことがあるそうです。
(具体例としては、ラード、タバコ、猫のトイレの砂等。)

これはもう、良いとか悪いという問題ではなく、
人間として、生物としての脳の反応なので、
避けられないものです。

ある調査では、
不快な反応を起こすモノの隣に、食品を陳列すると、
その食品は魅力が低く感じられた、という結果があるそうです。

これは、「汚染された」可能性のある食べ物を、
避けようとする人間の本能だと考えられます。

他の商品に悪い影響を与えないように、
同じような商品カテゴリーのものを集めるなどして、
陳列を行っていくべきでしょう。

上記の例としてあげた、
ある商品が食品に対する意識に影響を与えるというのは、
量販店など幅広い商品を扱うところで考えることではありますが、

要するに、商品・サービスに対して、
「ユーザーがどのような印象を持つか」ということが問題です。

上記のような生理的・脳科学的に、
反応として「好まない」というのは、
非常に大きい影響を与えます。

それ以外の商品・サービスでも、
ネガティブな印象を与えるものであれば、
他の周りのものに影響を与えてしまう可能性があります。

これは、Webサイト等でも活用できる視点です。

印象を悪くする並べ方をなるべく避けるように、
その商品・サービスがどんな印象をユーザーに与えるのか、
ということを考慮する必要があります。

◆やってみましょう!

お店のディスプレーでは、
実際に見てもらう商品陳列は、
もちろん、どのように並べて見せるかということを工夫できます。

Webサイトでも
商品・サービスを説明するコンテンツの中で
どのように並べて見せるか、という工夫が必要です。

自社で扱っている商品・サービスの中で、
「ネガティブな問題を処理するため」に利用されるものはあるでしょうか?

「嫌だな」と感じるという上記の例に沿って考えると、
ゴミや排泄物に関するもの、周りの物や人を汚したり、迷惑が発生するもの、
といったものです。

ユーザーはその商品・サービスに対して、
あまりいい印象を持っていないのではないか、
考えてみる必要があります。

それらが他の商品・サービスと並べたときに、
全体に対する印象に影響がないかどうか、
客観的に見てみましょう。

影響があるようなものであれば、
サイトの中であれば、同じページ内に載せないほうがいい、
ということになってきます。

カテゴリ分けしてページを分けたり、
もう少し踏み込むなら、専用のサイトを作り、
求めている人に絞って見てもらえるようにする、というのが有効でしょう。

脳に残る印象というのが、
周りに置いてあるものにも影響があるということは、
意識するようにしていきましょう。


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