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ステップメールを使う手順

2018/02/26

category: その他

今回は、
「ステップメールの利用手順」
について、お話しさせていただきます。

◆ステップメール利用の手順

前回に「ステップメール」について解説させていただきました。

ステップメールというのは、ホームページで何かしらのアクションをして
メアドを提示してくれたユーザーに対して、事前に用意したメール何通かを、
一定期間で配信して、ユーザーとの関係構築をしていくマーケティング手法です。

今回は、このステップメールを使っていく手順を、
少し具体的にご説明させていただきます。
手順としては以下の5段階です。

【1】目的、ゴールを明確にする
なんと言っても、まずメールを送って、
ユーザーに何をしてもらいたいのかを明確にする必要があります。

【2】ターゲットを定める
ターゲットとなるユーザーを定めて、
その人に「1」のゴールに向かってもらうシナリオを考えます。

【3】メールを作成する
シナリオ通りにユーザーに進んでもらえるように、
ユーザーの行動を導ける内容のメールを作成していきます。

【4】メールの配信を設定する
ステップメールを送るサービスはいろいろありますので、
送り忘れ等を防ぐために利用するのがいいでしょう。
(もちろん手動で配信していくのもOKです。)

【5】配信した結果を分析し、改善していく
Webに限りませんが、こういった施策を行った場合は、
やはりしっかりPDCAが最重要です。

ステップメールでも上記のように、Webサイトの各施策と同様、
誰に何をしてもらうのかを明確にして、
その方法をやってみて改善するという流れになってきます。

◆ステップメールを作成するポイント

上記の中で、「3」のメール作成についてもう少しお話します。

・まず、全体の構成を考えます。

いきなりメールを書き始めてしまうと、
ゴールへの流れがおかしくなったりしてしまうので、
まずメールの内容をまとめてリストにしてみましょう。

その際に必ず、そのメールの段階で、
ユーザーにどういう行動をしてもらうのか、
ゴールへのステップを意識していきます。

・1通のメールに多くの内容を入れすぎない

1通のメールが長すぎると、
ユーザーは飽きてしまって途中で止まったり、
そもそも読み始めるのにも億劫になってしまったりします。

また、そのメールを読んで、次に何をすればいいのか、
ユーザーが明確にわかってくれないと、
読んで終わりで、覚えてもらうこともできません。

そのメール内で伝えたいことはなるべく一つに絞り、
わかりやすく伝えられるように工夫しましょう。

そうやってメールをまとめていき、
何通くらいで最後のステップまでいけるか構成していきます。
もちろん商品・サービス等にもよりますが、
5通程度で完了できると、ちょうどいいでしょう。

・営業、売り込みのタイミングを考える

数通のステップメールの中で、
最終的に目的を達するために、
売り込みをしていくことも必要です。

売り込みはやはり嫌がられがちですが、
嫌がられないように信頼関係を構築するのがステップメールだ、
ということを忘れないようにしましょう。

なので、売り込みのタイミングとしては、
ユーザーと信頼関係を築いた後、ということになります。
そのためには、ユーザにとって有益な情報を提供することが必要です。

御社の提供できる情報の中で、
ユーザーの悩みを解決することができる情報を、
わかりやすく提供しましょう。

その中では一旦売り込みは忘れて、
その情報でちゃんと悩み解決できるように伝えることが重要です。
その姿勢に、ユーザーは「信頼できる」という印象を持ってくれます。

その上で、御社の商品・サービスも、
ユーザーの悩み解決に貢献できるということを紹介し、
売り込みにつなげていくのです。

◆やってみましょう!

上記のポイントを見てもらうと、
通常の営業の流れと非常に近いものがあります。

ステップメールというのは、
営業活動の中でお客様に伝えることを、
メールで数回に分けて伝えている、とも言えますね。

継続的に信頼関係を構築して、
営業につなげられるという有効性を理解して、
ぜひステップメールの活用を検討してみてください。

category: その他

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