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(リスティング広告)広告グループの分け方
2013/12/22
category: 広告
リスティング広告を出稿する際には、Yahoo!やGoogleに申し込みをして、「アカウント」を開設します。
最初にこの部分を大まかに説明すると、このアカウントの中でリスティング広告を出すための色々な設定を行うわけですが、アカウント内は大きな単位から
アカウント>キャンペーン>広告グループ>キーワード
という階層で構成されています。
アカウントの中に(複数の)キャンペーンが入っていて、キャンペーンの中に(複数の)広告グループが入っていて、広告グループの中に(複数の)キーワードが入っている、という形です。
また、「広告(広告文)」は、「広告グループ」の中に入っています。
(それぞれ複数入れられるところは個数の制限があるので、出稿の際には注意が必要です。ここでは省略させていただきます。)
(この中で最小単位である「キーワード」は、何というキーワードが検索エンジンで検索されたときに広告を出すか、ということなので、リスティング広告の出発点ともいえる重要な要素です。キーワードの考え方は、以前に書かせていただいたBig、Middle、Smallキーワードの考え方や、潜在的、顕在的等様々な考え方を考慮して考えていく必要がありますので、今後も解説させていただきます。)
この中の「広告グループ」というのは、キーワードと広告が入っていて、日々のリスティング広告の運用の中で、頻繁に変更・修正・追加・削除が行われるので、なるべく簡単に編集できるような形にしておく必要があります。
その時、広告グループの分け方にもいろいろ考え方はあります。共通のキーワードを含むものを集めたり、広告文を考えてそれに合うキーワードをまとめるなどですが、効率よく運用できるように考えると、「リンク先URL」ごとに分けるのがもっとも効果的です。
なぜかというと、ある広告グループに入れられているキーワードが検索されたときに、表示される広告はその広告グループ内にいれたものになります。また「リンク先URL」は、広告文とセットで設定するので、当然広告文とマッチしたリンク先になります。
つまり、
キーワードが検索される → 広告文が表示される
→ 広告文がクリックされる → リンク先URLに誘導される
ということになるので、逆をたどってキーワードも広告文も、リンク先URLにしっかりマッチしたものをまとめておくのが重要になるのです。
例えばエステ会社のサイトをイメージして具体的に考えると、「脱毛」のページに誘導するためのキーワードとしては、「脱毛」はもちろん「ワキ 脱毛」「脱毛 全身」などいろいろ考えられます。この時リンク先のURLを「脱毛」のページだと先に決めて考えれば、これらは迷う必要なく同じ広告グループに管理でき、「脱毛」にマッチした広告文を表示させるようになります。
仮にこの脱毛に新しいコースが加わったとしても、リンク先URLや広告文は変えずに、この広告グループにキーワードを加えるだけで済みます。
またキャンペーンを行うような場合にも、「脱毛」ページをまずキャンペーン用に変更したうえで、広告文もキャンペーン用に差し替えれば、脱毛にかかわるキーワードすべての広告文が変更されてOKとなります。
このようにリンク先URLで広告グループを分けると、キーワードの管理、広告文の管理が非常にしやすくなります。
ぜひリスティング広告を始める段階で参考にしてください。