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SEOとコンテンツマーケティング
2017/02/20
category: SEO
今回は、
重要な集客方法の一つである「SEO」と、
「コンテンツマーケティング」についてお話しさせていただきます。
考え方をメインにお話しますので、固い感じになりますが、
実際に行う前に理解しておいていただければと思いますので、
ぜひご覧ください。
◆SEO(Search Engine Optimization)=検索エンジンで上位に表示させる
言葉としてはご存知の方が多いと思いますが、
「SEO」は日本語に訳すと「検索エンジン最適化」となります。
検索エンジンで検索されたキーワードに、
【関連した】最適な情報がサイトに載っていると、
検索エンジンが高評価をしてくれるので、順位が上がります。
なので「最適化」という言葉になっているんですね。
その対策手法を「SEO対策」というわけですが、
大きく分けて「内部対策」と「外部対策」に分かれます。
簡単に言うと、
「内部対策」
→サイトの中を整えて、検索されるキーワードとの関連性を高めること
「外部対策」
→他のサイトからのリンクを集めること
ということになります。
◆コンテンツマーケティング=SEO?
近年よく聞かれるようになった
「コンテンツマーケティング」という言葉があります。
場合によっては「コンテンツマーケティング=SEO」
のように言われることがありますが、
この二つは同じものとは言えません。
「コンテンツマーケティング」というのは、固い言い方をすると
「価値のあるコンテンツを提供することでニーズを喚起し、顧客獲得などの利益に繋げる」
マーケティング手法です。
具体的に何をするのかというと、
Webサイト等(サイトだけじゃない)で、
【ユーザーにとって】価値のあるコンテンツを追加し続けていきます。
これを継続することで、
サイトとしての検索エンジンからの評価が高まり、
結果として検索順位が高まったりします。
なので、「コンテンツマーケティング=SEO」と言われてしまったりするのですが、
SEOだけの話ではなく、もっと広い意味の言葉です。
◆コンテンツマーケティングは、何の役に立つ?
コンテンツマーケティングの目的は、
・商品・サービスを理解してもらい
・ニーズを高め、見込み客から「顧客」になってもらい
・最終的には「ファン」にまでなってもらう
ということになります。
ニーズがあまり明らかでないユーザー(潜在顧客)には、
今すぐ自社の商品・サービスを買ってもらうのは難しいですよね。
ただ、ユーザーが何か情報を欲しいと思ったときに、
そこに応える【ユーザーにとって】価値のあるコンテンツ(情報)を提供できると、
ユーザーに興味を持ってもらえます。
そこでさらにユーザーにとっていいことが得られる、
という商品・サービスのメリットを伝えることができると、
ニーズが高まって、「お客様」になってもらえる可能性が出てきます。
また、買ってくれた後も、
商品・サービスをさらに有効活用する方法などがあれば、
その後も続けて買ってくれる「リピーター」になってくれるかもしれません。
さらにさらに、有効活用の方法を自分で考えてSNSにアップしたり、
他の方に紹介してくれることもありえます。
ここまで商品・サービスを気に入ってもらえれば、
それは「ファン」というレベルですね。
ここまでを達成していこうとするのが、
「コンテンツマーケティング」です。
◆コンテンツマーケティングの重要性、メリット
①専門家としての信頼を得られる
「価値のあるコンテンツ」を提供し続けることで、
その分野における専門家として見てもらえるようになります。
商品・サービスを売っている人や会社が、
専門知識を持っているかどうか、わかりやすく教えてくれるかどうかは、
ユーザーが購入を考える上で非常に重視されるポイントです。
②コンテンツを資産化できる
質の高いコンテンツを継続して制作していくと、
その情報が蓄積されていきます。
Googleがそれを良質なコンテンツとして判断してくれれば、
検索結果画面で上位に表示してくれるようになり、
SEOとしての効果を発揮します。
また検索エンジンだけでなく、
有益な情報はSNSなどで拡散されやすく、
たくさんの人に見てもらうことにつながります。
③リピーターの獲得に繋がる
有益な情報を、継続して提供し続けることで、
ユーザーとの信頼関係を深め、ファン化してもらうことができます。
リピートで購入してもらうのは、
初めて購入してもらうのに比べてはるかにハードルが低く、
かけるコストを非常に抑えることができます。
以上、コンテンツマーケティングを始める前に、
考え方からご説明させていただきました。
結果としてSEOにつながり、集客でも役立ちますので、
ぜひ行っていただければと思います。
次の機会では、コンテンツマーケティングの始め方と、
その後の進め方について、具体的にご説明してまいります。