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成果を正確に計測しよう
2017/03/27
category: その他
今回は、Webサイトからの
「成果数(コンバージョン数)」の、
計測のしかたなどについてお話しさせていただきます。
◆成果、コンバージョン(CV)
一般的に「成果」とは、
その会社にとっての売上や利益につながるものということになりますが、
業種、業態や、各社の「成果」の捉え方によって、
様々なものが「成果」と言えます。
例えば以下のようなものが一般的ですね。
お問い合わせ
アポイント
お申込・契約
商品購入
資料請求
お試しサンプル
体験コース利用
予約
メルマガ登録
会員登録
Facebook等でのシェア
・・・等々
Webマーケティングでは、「成果」を指すときに、
「コンバージョン」という言葉を使います(略してCVと言ったりします)。
「コンバージョン」は英語で「変換、転換、交換」といった意味で、
「それまでは通常のユーザーだったのが、顧客に転換する」といった意味で、
成果=コンバージョンという言葉が使われます。
コンバージョンは、Webサイト上で獲得できる最終的な成果のことを指すので、
上記のように何を「成果」として定義するかによって、言葉の意味が変わってきます。
例えば当社サービス『All in one HP』の場合、
電話やメールでの「お問い合わせ」、サービスへの「お申込」を、
成果としています。
◆Webサイトから得られた「成果」を計測する
Webサイト活用、Webマーケティングを成功させていくためには、
この「成果」を正確に計測することが欠かせません。
「成果」がどれくらい出ているのかわからないと、
集客施策やWebサイト改善等行ったことが、
成果につながったかどうかわからなくなってしまうからです。
成果を計測する方法として、Webサイトからだと、
●フォームに入力して送信 →メールで届く(データベースに記録といった仕組みも)
●スマホ(場合によってはPC、タブレットも)からタップして、電話をかける →電話がかかってくる
●Webサイトに書いてある電話番号を見て電話をする →電話がかかってくる
といったことが成果になります。
これらをちゃんと計測して集計しましょうということですが、
●フォームに入力して送信
この場合は、メール自体が残るので、デジタルで確実に計測できます。
PCでエクセルの集計表なども作っておけば、抜け漏れなく集計も行いやすくなります。
また、GoogleAnalyticsで設定しておくことで計測も可能ですし、
広告を利用していれば、たいていの場合コンバージョンとしてカウントする設定も可能です。
●スマホからタップして、電話をかける
この場合も、事前に設定をしておくことで、
GoogleAnalyticsでも、広告でもたいていはカウント可能です。
●Webサイトに書いてある電話番号を見て電話をする
この場合は、Webサイトを見たのか、
もしくはチラシやDM、その他のものを見たのかといったことは、
通常、デジタルにカウントできません。
ここはアナログに、電話をかけてきてくれた人に
「何を見て電話してくれたのか」聞くしかありません。
これは双方にとって若干面倒なことなんですが、
正確にしていくためには必要になります。
※Webサイトに表示する電話番号を都度切り替えて計測する、
という仕組みのツールもあるのですが、たいていは有料のサービスで、
そういうものを使わないと、デジタルで計測することは困難になっています。
◆やってみましょう!
まずは、自社にとっての「成果」とは何か、明確に整理しましょう。
続いて、それを計測して、集計するように体制と仕組みを整えましょう。
●フォームに入力して送信 →メールで届く
・どのメールアドレスに届くようになっているか確認
・そのメールを日々ちゃんとチェックするルール化
・フォームがちゃんと機能しているか、入力して送信してみるテスト送信を実施
(GoogleAnalyticsでの設定については、次回以降に解説いたします。)
●スマホからタップして、電話をかける
・スマホで見た場合に、番号をタップして電話ができるようになっているか確認
・かけられる電話番号が、自社のものであっているか確認
・電話がちゃんとかかるかテストを実施
(GoogleAnalyticsでの設定については、次回以降に解説いたします。)
●Webサイトに書いてある電話番号を見て電話をする
・電話がかかってきたときの記録表・集計表をちゃんと作る
・表示している電話番号が、自社のものであっているか確認
・電話口で、何を見て電話してきてくれたかちゃんと聞き、記録するフローを徹底
以上の体制と仕組みをしっかりつくって、
成果の状況を計れるようにしていきましょう。
コンバージョン計測のGoogleAnalyticsでの設定方法と、
アクセス数やユニークユーザー数との関連についても、
次回以降、解説させていただきます。