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アクションボタンの順番を考える
2017/04/17
category: その他
今回は、
ホームページに載せるアクションボタンや電話番号の「配置する順番」
について、お話させていただきます。
◆ユーザーはどのアクションをする?
ユーザーにホームページを訪れてもらって、
成果となるお問い合わせやお申し込みなどの
「アクション」をしてもらうことを目指しているわけですが、
業種、業態、サービス・商品の内容や、価格などによっても、
ユーザーが行うアクションは変わってきます。
例えば
・すぐに購入する、サービスを利用する
・一回電話で問い合わせる
・資料請求を複数社して比較検討する
・無料(低額)の体験を受ける
などです。
これらのアクションを整理すると、
ホームページ上にいくつかのアクションのための、
電話番号やボタン(フォームへのリンク)を載せる必要が出てきます。
◆アクションボタンの並びにも反映
例えば当社の「All in one HP」では、
マーケティングサイトのヘッダやサイドナビなどに、
お客様にアクションしてもらうため、左から(上から)順に
・電話番号
・メール問い合わせ
・お申し込み
というように配置しています。
参考 https://allinone-hp.com/
この並びは、
見に来ていただいた方の行動パターンから、
仮説を立てて配置しています。
All in one HPでは、
主に以下のようなパターンで、
お客様にお申し込みをいただいています。
1.(Webサイトを見て、)直接お申し込み
2.(Webサイトを見て、)電話で問い合わせてからお申し込み
3.(Webサイトを見て、)メールで問い合わせてからお申し込み
この中で、現在最も多いのが、
「2」のお電話でお問い合わせをいただくパターンです。
なので、「まずお問い合わせください」ということで最初に置いています。
続いて、お問い合わせをしようとしたが、受付時間外だった。。。
という方に、じゃあ「メールで問い合わせ」よう、と見つけてもらいやすいように、
メールのお問い合わせボタンを次に置いています。
また、最初は電話ではなくメールで、
気軽に問い合わせたいな、という要望もあると思われるので、
そこに応えるという理由もあります。
そして、もう申し込んでOKだな、と思っていただいた方に、
申し込んでいただくための「お申し込み」ボタンを置いています。
時期などで変動もあり、
割合は単純に 電話→メール→申込 というわけではないのですが、
以上のような考え方で、アクションの配置をしています。
◆やってみましょう!
このような工夫も、
実際にお問い合わせやお申し込みをいただく「成果率」に、
影響を与えてきます。
ぜひ自社に当てはめて考えてみてください。
1.自社のサイトで、ユーザーに行ってもらうアクションの整理
2.アクションを行う順番を想定
3.その順番にアクションされやすいように、アクションボタンや電話番号を配置
こういった施策も、まずは仮説を立てて実施し、
一番重要なのはうまくいったかどうか検証することですので、
データを取りながら、ぜひ取り組んでみてください。