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売る前に与える
2018/05/01
category: その他
今回は、
「売る前に与えるもの」
について、お話しさせていただきます。
◆登録するきっかけをつくる
初めてあなたの商品・サービスを知る人に、
いきなり直接販売しようとしても、
なかなかうまくいきません。
まずは関心を持ってもらうことが必要で、
そこからさらに、自分に必要なものだな、
と思ってもらえたら、販売に近づいていきます。
そうやって興味を高めていってもらうのが、
ソーシャルメディアをマーケティングに活用する、
代表的な使い方になります。
ちなみに、メルマガも、
定期的に見てもらうことによって興味を高める、
代表的な手法です。
ソーシャルメディアやメルマガを読んでもらうためには、
ソーシャルメディアなら「フォロー」、
メルマガならメアドを登録してもらう必要があります。
このハードルがなかなか高いもので、
特に売り込みのメールや、ソーシャルメディア上の広告、
スパムメールがどんどん増えている状況なので、
ユーザーは登録等を結構シビアに判断しています。
その中で登録・フォローしてもらうために、
“売る前に与える”
ということを実践する必要があります。
◆“得になる”ものを提供する
具体的な手法として、ターゲットとなるユーザーが、
必要としている情報、欲しいものを、
先に提供してあげる、ということです。
よくあるのは、メールアドレスの登録や、
ソーシャルメディアでフォローをすると、
資料等をダウンロードできるようになる、というものですね。
提供するものとして、
具体的な例として以下のようなものがあります。
・「●●ができるようになる」指南書
・「●●を達成するための」ステップバイステップの計画表
・ノウハウを学べるビデオシリーズ
・「●●を改善する」チェックリスト
・企業ガイド
・電子書籍
・商品券
・割引券
・お得なイベントチケット
・セミナーの登録やコンテンツ
などなど
その人にとって“得になる”ものなら、
ユーザーが登録してくれる可能性は高まります。
◆やってみましょう!
自社の商品・サービスと関連して、
提供できる「価値」を情報にしたものを、
上記のような指南書等にできないか、考えてみてください。
よくあるのは、PDFの資料をつくり、
メアドを登録したらダウンロードできるようにする、
というような形です。
これはパワーポイントやWordの文書で作ればOKなので、
情報さえしっかり用意できれば、
作ることそのものは難しくありません。
ぜひ、こういったきっかけとなる
“売る前に与える”ことができるものを、
作ってみるのを検討してみてください。