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アクションボタンを見直そう
2016/12/12
category: ホームページ制作
今回は、
「アクションボタン」についてお話しさせていただきます。
◆アクションボタンで成果率アップ?
サイトに来たユーザーにアクションをしてもらう為のボタンを、
総称して「アクションボタン」と言います。
「お問い合わせ」「お申し込み」「資料請求」などですね。
このアクションボタンを工夫することで、
コンバージョン率(成果率)の改善につなげられます。
「ボタンが変わるだけで、そんなに影響ある?」
と思われるかもしれませんが、
押しやすいかどうかだけで、数%の違いが出てくる例もあります。
◆アクションボタンはどこに置くべき?
なるべく目に留まりやすいところに置くのが、
まずはスタンダードです。
考え方としては、
「探す」という1アクションをしないでもらえるようにしましょう。
ページを読んでいって、「アクションしたい」と思ったときに、
すぐにクリックできるよう、配置を考えます。
具体的には以下のような配置です。
・ページコンテンツの流れの中
読んでいって、流れで「申し込もう」などアクションしてもらいます。
・ヘッダ
(サイト上部のナビゲーションボタンの上部や、その周辺)
ページを開いたらすぐに見える位置なので、
アクションしようと思ったら「上のほうにいけばいいんだな」と認識してもらいます。
・サイドナビ
(ページの左右にあるリンクボタン群)
ここでは通常のページへのリンクより目立つように配置するのがより良いでしょう。
・ページの下部
ページコンテンツを読んでいって、最後に
「何か疑問があればお問い合わせを」といった流れにしていきます。
とはいえ、目立つボタンがありすぎてもゴチャゴチャしてしまうので、
邪魔にならないようにバランスは考えましょう。
また、アクションはユーザーにとって「購入」などお金の発生につながるものなので、
売り込みすぎの印象にならないように、というバランスも重要です。
◆アクションボタンはどんな見た目にすべき?
アクションボタンの見た目も重要です。
・サイトの中で「目立たせる」
配置でもそうですが、まず認識してもらいやすいように
「目立たせる」ことが必要です。
色は
オレンジや赤といった暖色系の色 →ホットな感情を起こすのでいい
緑や青系 →安心感を与えるのでいい
というように、いろいろな例がありますが、
必ずいい結果が出る色があるわけではありません。
サイト全体の色の中で、目立ち、かつ違和感のない色はどういうものか?
バランスを考えて見てみましょう。
また、ボタンサイズも目立つように、
バランスを考えながら大きめに。
・ボタン上の文言を工夫する
「問い合わせ」「申込」「購入」といった単語だけでなく、
アクションするハードルが下がるような文言を載せるようにしましょう。
具体的には
「お問い合わせ」→「気軽にメールで問い合わせる」
「資料請求」→「無料で資料請求する」
「購入」→「カートに入れる」
「無料体験」→「無料で体験してみる」
といった具合です。
大手のショッピングサイトなどでも、よく見かけるパターンですね。
そういうところはいろいろなパターンをテストして、現在に至っているものが多いので、
ぜひ参考にしてみましょう。
◆やってみましょう!
1.アクションを整理
まずは自社のサイトで、ユーザーにしてもらいたい「アクション」を整理します。
「お問い合わせ」なのか「資料請求」なのか「無料体験」なのかなど。
これがそもそも抜けてしまっていることも意外とあります。
また、直接「申し込む」というパターンがないのに「お申し込み」ボタンがあるなど、
不要なものが置いてあるのもプラスになりませんので、整理しましょう。
2.ちゃんと配置しているかチェック
置くべき場所にちゃんと配置してあるか、確認しましょう。
3.色や文言など、工夫できるところはないか検討
目立つようにということと、
アクションの心理的なハードルを下げられるように、
色や文言を工夫できるところはないか考えましょう。
4.テストで良いか悪いかチェック
やはりなんといっても、変えてみて効果があるかチェックしていきましょう。
ボタンの変更後に、そのページへのアクセス数や率が上がっているか、
GoogleAnalytics等で見ることができます。
ボタンの変更は、比較的手軽にできるものですので、
ユーザーがあまりアクションしてくれていないと感じられる場合は、
ぜひ変更してみてください。