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人は皆、異性に弱い?

2017/09/19

category: ホームページ制作

今回は、
「異性の画像の効果」
について、お話しさせていただきます。

◆特徴的な動物の見た目

自然界には、様々な形をした動物がいますよね。

特にオスのほうが顕著なものが多いそうですが、
より異性に気に入られるために、
見た目が非常に派手な動物がいます。

どんな特徴を持って進化してきたかは、
動物によってそれぞれ大きく違いますが、
種を保存していくために必要だったのでそうなったという進化です。

これは見た目の話だけではなく、脳の進化も、その大部分は、
「異性にアピールするよりよい方法を見つけること」
を目的に進んできたそうです。

◆皆異性に弱い?

これは営業でも同じことが言えますが、
異性にお勧めされたほうが、
好意的に受け止められる場合があります。

Webサイトなどでも、男性は可愛い女性が載っているほうが、
女性はかっこいい男性が載っているほうが、
見ていて気分がいいですよね。

(もちろん好みの問題は人それぞれですし、
またイケメン過ぎても、美人過ぎても、
逆効果になることもあったりしますが・・・)

ある研究で、魅力的な異性の写真を見せ、
「その人とのデートプランを考えてください」
という実験をしたところ、

男性はモノを買う=お金を使える力がある、というところを示し、
女性は他者の力になろうとする=尽くす(優しい)姿勢を示す、
という傾向が、デートプランに出たそうです。

男性であっても女性であっても、脳の働きとしては同じように、
やはり「いいところを見せよう」とするのですが、
ここで特徴が出てきて、男女でそれぞれ異なる戦略を用いるそうです。

私たちが普段、モテる男性・女性に持つ印象と、
近いものを目指そうとしているのが感じられますね。
(最近ではこういったイケてる男性像、女性像なども、
だいぶ変わってきている部分もあると思いますが・・・)

この傾向は脳の働きの傾向ですので、
活用できればマーケティングでも効果的です。

それぞれの性別に見合った人物の画像を用意し、
見た人が「いいところを見せる」行動をとりたい気分にさせる、
ということができれば、行動に移ってもらいやすくなります。

「男性が使うもの」なら、女性にいいところを見せるために使い、
「女性が使うもの」なら、男性にいいところを見せるために使う。

商品・サービスが、
男性向けなのか女性向けなのかで、
見せ方を効果的に変えていくことができます。

商品・サービス自体が性別に関係ないものだとしても、
それぞれにどのような場面で使うかの訴求の仕方を変えることで、
男性像、女性像それぞれを使っていくこともできます。

◆やってみましょう!

自社の商品・サービスが、男性・女性どちらか向けになっているものであれば、
その反対の性別の人がお勧めしている、
という見せ方の訴求をしてみましょう。

具体的には、その訴求の場面(Webサイトや広告等)で、
男性か女性かの画像を使ってみるということです。

見た目に使う人物を変えてみるという、
簡単にできる工夫になりますので、
是非いろいろな場面でご活用ください。


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