ブログ
検索ボリュームを知っておこう
2017/11/06
category: SEO
今回は、
「検索ボリュームと認知の必要性」
について、お話しさせていただきます。
◆検索される母数が少ない?
ネットで集客をしていくときに、
どこからホームページを見に来てもらえるのか、
というのを考えると思います。
その中でも、検索エンジンから来てもらえる人というのは、
「キーワード」を入れて検索をしているので、
かなりニーズが顕在化していて、何を求めているかが明確になっていると考えられます。
なので、SEO(検索エンジン最適化)対策やリスティング広告などは、
ニーズが明確な人に見てもらえる手法なので、
費用対効果が高くなりやすい手法と言え、まずここから始めましょう、となります。
ただ、「検索する」ということは、
その商品・サービスの名前や、どういったことができるのか、といった内容を、
言葉として知っているということになります。
反対に、知らない人には検索してもらうことは難しいということなので、
あまり知られていないものや、地域限定でやっているビジネス等は、
検索してもらえる人の数そのものが限られてきてしまいます。
Yahoo!やGoogleでリスティング広告を利用していると、
そのキーワードの検索ボリューム(世の中で、どのくらいの回数検索されているか)
の目安を調べることができるツールが提供されています。
この検索ボリュームがあまりにも少ない場合には、
そのキーワードでリーチできる人が、そもそも少ないということなので、
集客数を増やしていくということではうまくいかないことが多くなります。
(この検索ボリュームは、
当社にご相談いただければ調べることが可能なので、
ご興味ありましたらぜひご連絡ください。)
御社の商品・サービスに関連した検索ボリュームが、
最初から非常に少ないということであれば、
まず「知ってもらうこと」=認知を行っていくことが必要になってきます。
◆認知のための施策は費用対効果が低い?
ビジネスを近くの地域で展開している場合、
認知してもらう方法として折込チラシやポスティング、DMなど、
ネットではない手法がまずわかりやすいですね。
よくマーケティング系の書籍等で、
これらの手法は効果が年々下がっている、と言われていますが、
ネットをあまり使っていない層にリーチできたり、
紙や物が届くというのがネットよりも印象に残りやすい等、
その有効性も見直されています。
過去実施されている方も多いと思いますが、
工夫する手法もまた様々なものが話題になったりしていますので、
改善を考えていくのはぜひ実施してみてください。
ネットで認知を広げるとなると、
「ディスプレイネットワーク」
といった広告手法がよく取り上げられます。
ディスプレイネットワークとは、
世の中にある様々なWebサイトを広告枠としてネットワーク化しているもので、
GoogleやYahoo!などが保有し、提供しています。
認知を広げるための広告というのは、
直接成果につながる可能性が低いことが多く、
指標で言うとCVR(成果率)が低いことが多くなっています。
そのため、費用対効果という意味では低いということになります。
ただ前述のように、ニーズが顕在的な層に見てもらうことで、
成果に直結するSEOやリスティング広告等とは目的そのものが違うので、
その目的が果たせているかどうかで見ていくべきというところもあります。
サイトを見て、知ってもらうことにつながったかどうか、
具体的にはクリック数を獲得できたかどうかといったところを見て、
目的を達せたかどうか考えていく必要があるでしょう。
◆やってみましょう!
リスティング広告やSEO対策を行っていくことを想定し、
検索エンジンで検索してもらうためのキーワードを考え、
その検索ボリュームを調べましょう。
そもそもその回数が少ないということであれば、
知ってもらう回数を増やすために、
ディスプレイネットワークの検討をしてもいいかと思います。
チラシ等で認知を広げていくときにも、
ホームページを見てもらう機会につなげるべきなので、
その方法も検討していただければと思います。
是非ご相談ください。